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【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ! | iPhone修理のi+Remaker

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【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

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浮気専用会社と聞いて、皆さんはどんな会社を想像しますか?

現在浮気中の人だけが社員になれる? 浮気大好きな人たちの会社?

もちろん違います、ほんとです(笑)

浮気専用会社とは「レディオブック / i+Remakerの仕事を副業としてやってくれる人」だけを採用するという意味です。本業とは別に仕事を持っていることを、代表の板垣が「浮気に似てない?」と言ったのがきっかけでした。

世はまさに副業ブーム(?)。ですが、副業の人と仕事をするには、正社員を雇用するのとはまた違った難しさがあります。

たとえばコミュニケーションが遠隔になること。やはり顔を合わせたコミュニケーションのほうが微妙な温度感や熱意なども感じ取れて良いという人は多いのではないでしょうか。「遠隔だと家でサボるんじゃないか?」なんて心配もよく耳にします。

そこで今回、板垣がテレワーク(在宅など遠隔で働く仕事スタイルのこと)のプロ3人をお招きして、遠隔の人たちと仕事をする秘訣を教えてもらいました。

【対談者プロフィール】

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ! アイキャッチ

左:松山祥子(まつやま・しょうこ)

都内 SIer 営業部門所属。
クラウドサービスの販売・サービス企画を担当。

フリーターからIT業界へ転職し、SES営業として様々な IT 開発・運用のプロジェクトマネジメントを経験。その後、大手IT企業でプロジェクトリーダーを経験し、現在に至る。

Microsoft®のグループウェアOffice 365®や、セキュリティ製品Enterprise Mobility + Securityの提案で培った経験から、IT 起点での企業への働き方改革を促進する。

現在は生産性の向上、コミュニケーション活性を図るための製品Microsoft® 365の提案のほかに、個人ブログ「My 365 LIFE」でMicrosoft® 365製品の効果的な使い方やMicrosoft® Azureを連携させるメリットや生産性に関わる考え方の執筆、イベントにも精力的に登壇し情報を発信している。

My 365 LIFE

http://matsuko365.hatenablog.com/

*登壇情報「Interact 2018

https://interact.connpass.com/event/77420/

中左:成田範之(なりた・のりゆき)

パーソルチャレンジ株式会社
人事グループ人財開発チーム

新卒で大手学習塾に入社。教室運営のかたわらで全社横断の研修プログラムを立ち上げるなど、当時から人材育成に興味を持つ。

その後、インテリジェンス(現・パーソルキャリア)へ転職。幅広い人材ビジネスを経験後、障がい者雇用をメインとする現職のパーソルチャレンジの人財開発担当へ。

現在は社内研修の企画をメインに取り組みつつ、人財開発の一環としてさまざまな企業・大学と共同で独自の人財開発プロジェクト「人財開発機関フロンティアカレッジ」を立ち上げ。社内外に新たな人財開発の形を発信し続けている。

ラジオ出演や講演、産学連携による学術論文執筆など幅広く活躍中。

*人財開発機関フロンティアカレッジ

http://frocolle.dip.jp/

*「仕事」「学び」に「遊び」の要素をプラスすればモチベーションがあがる!社会人が勉強を続けるための要素とは?(過去の主な活動について)

http://work-switch.persol-pt.co.jp/shakaijin_manabi/

中右:影山千尋(かげやま・ちひろ)

パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
デジタルマーケティング部門

大手不動産・損害保険業界での営業を経験。その後、化粧品ベンチャーでの商品企画、CSR担当を経て、現職。

IT営業部門で活躍後、その経験を活かしてマーケティングオートメーションに関するコンサルティング業務に従事。

「女性のいきいきとした働き方とは何か」を追究し、ベンチャー・大手を問わず様々な企業と関わりながら日々経験を積んでいる。

地元・福島県で東日本大震災に被災した経験をきっかけに、業務のかたわらで復興支援や地域創生事業にも積極的に取り組む。

震災翌年の平成24年には、出身地である須賀川市の牡丹キャンペーンクルーとして地元の広報活動にも従事。

モットーは「何事も体感するのが全て、とりあえずやってみる」。

テレワーク推進のコツは、社内チャットや遠隔労務管理システムなどのITツール

今日はどうぞよろしくお願いします。

よろしくお願いします。

さっそくなんですけど、最近ウチでは働き方改革をはじめまして、今日は皆さんの会社の働き方改革についてお話を伺えればと思い集まっていただきました。何かやってらっしゃいますかね?

うちの会社はIT系なんですけど、わかりやすいところでいくと「フレックスタイム制度」の導入ですかね。あと在宅勤務(テレワーク)もやってます。

在宅って、具体的にどんな形で運用してるんですか?

うちの会社では「オフィスに出社しないで、自宅などの社外で仕事してもいいよ」っていう日を週に何日か認めてます。

IT系の企業はそういう体制づくりが進んでますよね。

そうですね。今までも外回りの多い社員が、外出したら会社に戻らないで、カフェとかで仕事をしてそのまま帰宅するっていうことはあったんです。

最近はそれをバックオフィスの人たちもやるようになったのが、働き方改革にあたるかなって思います。

バックオフィスってどうやって遠隔で仕事するんですかね?

まずパソコンをうちに持って帰ります。その中に社内専用のチャットシステムがあって、仕事を始めるまえにそれを立ち上げて「いまから仕事するよ!」っていうサインを会社に送るんです。

そうして会社での勤務と同じ918時、1019時とかで働きます。出勤しているのと同じように家で仕事をするという感じですね。

へー!

最近だと遠隔で労務管理するシステムとかもありますもんね。

IT系の企業だと多いですよね。

そうですね。そうやって家にいなくても仕事ができる環境をつくっていこうって姿勢の会社は、いますごく多いと思います。

「テレワークやってみよう!」と思えないと、仕組みをつくろうとしても失敗する

松山さんのところもIT系ですよね。

はい。私が所属している会社では、お客様へITを活用したテレワーク提案を推進していて、自宅や外出からも社内にいるのと変わらない形で仕事ができる仕組みをIT機軸で構築させてもらっています。あと、自社ではプレミアムフライデー®も毎月実施していますね

影山さんのところはプレミアムフライデー®ってちゃんとやってますか?

そうですね、2月ぐらいにやりました。

でも正直、業務の都合などでなかなか計画通りに取れないっていうこともありましたね。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

(一言も話すことなく、いつになく真面目に話を聞き入る板垣)

ですよね。プレミアムフライデー®をうまく取るには、社内でお互いに思いやりを持つみたいなことが必要かなって思います。突発的な会議がなるべく入らないようにするとか。

あと、お客様にも「プレミアムフライデー®推進してます」っていうのをしっかり伝えておくとか、そういう対応も必要かなって。

うちだと会議は遠隔での参加もOKなんていうこともやってますね。携帯のビデオ通話とかもすごく性能も上がってますから、わりと問題なくできてます。

何かやるときに全員がいることを前提にしていると、改革ってなかなか進まないですよね。

そうですよね。私の知っているある企業さんでは、それが原因でちょっとトラブルになりかけた話がありました。

その企業さんには営業とエンジニアがいる部署があって、営業はプレミアムフライデー®を活用してる一方、エンジニアはなかなか活用できていないらしいんですよ。営業はアポイントを入れないとかスケジュールを調整しやすいけど、その部署のシステムを守ってるエンジニアさんはエラーやトラブルが起きるとやっぱり帰れないといった背景があるみたいでして。

で、その結果、エンジニアさんたちのなかに「営業は取れていいよね。こっちはいつも仕事で使えないのに」って感じの空気が生まれちゃって。それで社内がなんとなくギスギスした雰囲気になってしまったそうです。もちろん表立って文句を言う人はいないそうですけど。

やっぱり職種によって取りやすさは違いますから、いろんな立場の人たちをまとめてせーのでやろうとすると、そこで結構ハレーションが起きたり、もめごとの火種になったりするみたいですね。

私の会社も事務系の人は月末月初とかやっぱり繁忙期なんで、正直プレミアムフライデー®はなかなか取れてないですね。

事務系の人も取れるように、実施日を月末じゃなくて23週目にするとか工夫はしてるみたいですけど、やっぱり制度だけでは限界があるかなとは感じます。

成田さんのところはどうですか?

私のところは障がい者雇用のため、その人の体調や通院状況などを最優先としています。だから勤務時間はもともとみんなバラバラなんです。さっき話にあったフレックスのような感じですね。

残業なんかも部署によってぜんぜん違って。毎日ほとんどぴったり96時、105時という部署もあれば、仕事の関係でやっぱり残業が多くなりやすい部署もあります。

あとこれはうちの話じゃないんですけど、企業によっては入院が必要な方でも病室から遠隔で仕事ができるとか、そういう体制を整えているところも出てきてるみたいですよ。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

(障がい者雇用について語るパーソル・チャレンジ、成田さん。社員が自主的に楽しく働ける職場の仕組みづくりが得意だという)

なるほど。

でもたしかに在宅などの遠隔で仕事をする場合、なんらかのシステムや仕組みをきちんと整備しておかないと難しそうですね。

実はうち総務が1人ぬけたばかりでして、新しく人を入れないといけないんですけど、ちょっといろいろあって正規雇用はやめようって思ってるんです。これブログにも書いたんですけど。

*もう正規雇用はヤメにします

https://lineblog.me/radiobook/archives/918149.html

今後は副業専用の会社として採用しようかなと考えてるんですね。浮気専用会社でいいよって周りには言ってるんですけど。ただそうは言っても、バックオフィスはなんとなく正規雇用しなきゃいけないのかなっていうふうにも思っていて。

でも、なんとか遠隔とか副業の人たちだけでできるような仕組みにはしたいなって思ってて・・・それでできたら一番いいなって。

たぶん大事になるのはチームワークじゃないかなって思います。

1人に仕事を任せると、その人に何かあったときに仕事が回らなくなる、引き継ぎが発生してしまうとか結構いろいろリスクがあるんですよね。

チームでいろんな人が同じ仕事をちゃんとできているか?

誰かになにかあったとき、かわりの人がちゃんと対応できるように議事録などの形で可視化されているか?私自身、新しいクライアントさんには IT ツールを入れて終わり、といった製品の説明だけでなく、運用における大事な点をしっかり伝えるようにしています。

それはテレワークを前提としてっていうことですか?

そこはお客さん次第ですね。たとえば建築現場とかってまずリモートワークできませんしね。

働き方は本当にさまざまだと思うので、それに合わせて人が欠けても困らないようにチームをつくって、それぞれがなにをやっているのか密なコミュニケーションを取る、そうして生産性を上げていくのがこれからは大事なんだと思います。実際、いまこういう話はいろんな企業さんで出ています。

あと制度とかを整える前に、まず「やってみよう!」って思えるかどうかが大事だなってお客さんと話していて感じますね。皮算用よりもトライアンドエラー。これがないとなにも始まらないなって。

業務を徹底的に細分化して遠隔対応可能な仕事を洗い出すのが成功のコツ

松山さんは具体的に企業へどういう支援をしているんですか?

私が扱っているのは、Microsoft®さんのクラウド製品が主で、たとえばMicrosoft® Teamsのワークチャットスペースの導入ご相談が多いですかね。

ただ、システムって入れたあとに活用されないこともあるので、まずはいまあるシステムとか資産で業務がどれだけ改善できるのかといったアイデアや成功事例の共有を中心に話をしています。

さっきの板垣さんの話にあったミドルオフィス・バックオフィスの遠隔業務っていうのは、どうすればうまくいくと思いますか?

在宅などの遠隔業務は、まずペーパーレスを進めるとうまく回るかなと思います。というのも、確認しないといけないものが紙としてオフィスにあると、絶対オフィスに来なきゃいけなくなるので。

書類などの紙の資料をデータとして取り込んで、ネット上の安全な場所に置いておく、そしていつでもどこでも確認できる、これが第一歩かなと思います。

あとペーパーレス化を安全に行うにはどういった制度やシステムが必要なのかというところは、お客様にもがんばって考えていただく必要があります。こちらから何を基準に考えると良さそうか、いろんな企業様の事例なども併せてお話しして、一緒に考えていきます。

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(都内のSIerで営業として働く、笑顔の素敵な松山さん。大規模なIT系イベントでの登壇もこなすなど、社内外で活躍中)

なるほど。

いま聞いていて思ったんですけど、そこは障害者雇用も一緒ですね。

うちの場合、人によっては通院の予定などでフルタイムの出勤が厳しいということもあるんです。

ただそうなると「この人がいなくなったら仕事が回らない」っていう状態に陥ってしまうリスクがあります。だから僕らは仕事を属人化をさせないで、誰かが抜けても誰かが補える体制をつくっているんです。具体的には業務を細かく分解して、それを可視化する。

たとえば誰かに何か仕事を教えるときに、「これやって、これやって、これやってね」ってざっくり説明するんじゃなくて、100ぐらいに細かく分けて説明したり、それを可視化した資料を用意したりしているんです。ここはとにかく徹底しています。

前職で海外の役員たちの秘書業務を日本から遠隔でこなしてる企業の話も聞いたことがあります。お子さんがいらっしゃって時短の方が多かったそうで、遠隔対応が必要だったみたいです。

いまこうしたバックオフィス業務や秘書業務とかも遠隔でやらなきゃいけない必要性に迫られている企業って意外と増えてきていて、だから「バックオフィスは絶対会社にいなきゃいけない」っていう固定観念を打破して、仕事をうまく回している事例も少しずつ出始めているように感じますね。

今は当たり前だと思っているところが実は当たり前ではないっていうふうに思うことが、遠隔業務を成功させる第一歩かもしれないですね。

私、けっこう目に見えてない業務がやっぱり多いんだよなぁって思うんです、普通の職場って。

だから感覚でやっちゃってるものを見える化・デジタル化していくだけでも、だいぶ変わるのかなと思いますね。

そうですね。実はうちの会社で、このあいだ総務が辞めたときに似たようなことやったんですよ。何時に出社してなにをするのか改めて整理してみたんです。

そうやって仕事を噛み砕いていくと、意外と遠隔でもできそうな業務が出てきて、新しい発見だなって思いました。

でも、さっき成田さんが言ったレベルまでは細かく見られていないので、もっともっと噛み砕いていくといろんな人に遠隔で仕事をタイムリーに振っていけるようになるかなって思いましたね。

松山さんも影山さんもITに詳しいと思いますけど、ITシステムって導入してもちゃんとプログラミングしてあげないと期待どおり動かないってことあるじゃないですか。利用する側がちゃんと準備しないとダメみたいな。

これって人間も一緒だと思ってまして。手順書みたいなものがしっかりあれば、会社じゃなくてもできることって増えてくると思うんですよ。業務全体の10%とか20%とか。

あと働ける環境が限られてる人とかは、仕事があるとすごく一所懸命やってくれるんですよね。うちの社員なんかも、これまで障害者の方を受け入れてくれる企業が非常に少なかった歴史があるので、すごくがんばってくれます。

僕らはいま仕事があるっていうのが当たり前になってますけど、これって人によってはすごく嬉しいことで、そういう方はものすごくパワーを発揮してくれるんですよね。

出産や育児で仕事を諦めない。女性が継続的にキャリアを積み重ねるためのテレワーク

いま人材難だっていわれてますけど、雇用の見方を変えたら、まだまだ雇用できる人材だったり割り振れたりする仕事はあるはずですよね。ただ仕組みが整っていないだけで。

たとえば影山さんの詳しいところでいうと、女性の働き方とかそうだと思うんですけど。

もともとご自身でもいろんなことを実践されているのでお伺いも深いと思うんですが、女性の働き方改革の状況をどう見ていますか?

まず、もちろん女性全員がそうではないですけど、結婚して子どもができてというところは少なからず「そういうふうにしたいな」と思っている方が多いんじゃないかと思います。

そして、そうした思いのある方は、その選択と自分のいまのキャリアを比較しなければならない時期っていうのが来るんですよね。仕事と家庭のどちらを取るのかという。

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(女性の働き方について語る影山さん。地元・福島県須賀川市のキャンペーンクルーとして活動するなど、復興支援・地域創生にも熱い想いを持っている)

なるほど。

ただ出産や育児などでいったん仕事を離れると、そこでキャリアは止まってしまいます。それをうまくストップさせないで、女性がキャリアを積み重ねるにはどうしたらいいのかな、仕事と出産・育児を両立させるためにはどうすればいいのかなって考えたとき、私は場所にとらわれない働き方はすごく大事だなって思っているんです。

たとえば、産休育休はわかりやすい例ですね。

知り合いのお母さんたちに話を聞くと、これまでバリバリ仕事をしてきた生活からいきなり毎日を家で過ごす生活に変わると、どうしても社会から疎外された感じになるんだそうです。

僕の友人でもいました。なんとなく不安だったって。

そうそう。「働きたいけど子どももいるし、まだ育休だしもうどうしたらいいの?」ってなってしまって。

でも考えてみると、そのあいだにできる仕事って絶対あるはずで、それができるように会社が環境を整えてあげられたら、お母さんたちのそうした不安も軽減できますし、育休明けに自分がたどってきたキャリアにすんなり戻れると思うんですよね。

確かに。そういう体制が整っていないと時短勤務とかで職場に復帰することになっても、お子さんが熱を出しちゃって早く帰らないといけなくなったりして、周りに申し訳ないって心苦しい思いをされている方の話をけっこう聞きます。

結婚しても仕事は続けたいという方はやっぱり多いですか?

私は続けたいですね。

私もです。

実をいうと、私そもそも働きたくない人なんですよ(笑)。でもお金は稼ぎたいんです。

お金は欲しいんだ(笑)

あはは。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

私の中の「働く」イメージって、いままでは「ある会社に所属して、そこからお給料をもらう」って感じでしたけど、将来的には組織に所属しないで仕事をしながら稼ぎたいというのがビジョンとしてあるんです。で、結婚して子どももほしい。だから、働きたいか働きたくないかっていう軸がないんですね。

なるほど、そういう感覚なんですね。

前は会社に所属することが働くだったんだけれども、お金を何かしらの形で稼げればいいかなっていうふうに感覚が変わったんですかね?

はい。

それは私も感じますね。すごく。

そういう方にとっては、遠隔業務みたいに時間や場所にとらわれないスタイルで仕事ができるっていうのはすごく大きいですよね。

テレワークが加速する適材適所とパフォーマンスの最大化

実は僕、昔からそういう考えなんです。

働くっていうことがイコール会社に所属するっていう概念は、特に僕らの親の世代ではすごく強かったんだろうなと。

あと嫌なことを我慢してやって、その対価としてお金をもらってるっていうことが当たり前なんだという感覚を叩き込まれてきてて。

でも子供のころから、それがすごく疑問だったんです。

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ちっちゃいときから思ってたんですね。

なんで嫌なことしなきゃいけないんだってすごく思ってて。だから大人になりたくないなって本気で思ってて。

ピーターパンおじさん。

笑。

そうそう。

僕の父親はサラリーマンだったんですけど、僕のお小遣いはもちろん父親が稼いできたお金から出るわけです。

で、母親が、これはお父さんが汗水流して働いたお金だといって渡してくれる。家族のために我慢してやってくれてるお金をあなたに渡してるんだみたいなニュアンスで話すんです。プレッシャーとともにお金を渡してきていたって感じですね。

なるほど、そう感じたわけですね。

ありがとうってよりは、申し訳ないなみたいな。

そうそう。もらって申し訳ないみたいな感じでお金をもらったんですよ。

そこから「お金って罪悪感とかプレッシャーとかを受けながらもらわなきゃいけないものなのかな?」って思ったんです。お金ってそもそもなんなんだろうとか、仕事ってなんで嫌なことを我慢しながらやらなきゃいけないものなんだろう、って。

だから大人になるのを、ずっとつまらなそうだなと思ってて。で、高校のときは音楽にはまりました。ミュージシャンになりたくて上京したんです。

その後、大学ではなんだかんだで格闘技をやりはじめました。そのあいだ、生活費を稼ぐためにバイトはしてたんですけど、やっぱりお金はいやいや稼いでたんです。自分のやりたいことをやるためだと割り切って。

ただ結婚を機に独立っていう形になって、やっぱり好きなことやってお金を稼ごうと思ったんです。嫌なことをやってお金を稼ぐのが馬鹿らしいしアホだって思ったんですよ。

そうなったのは格闘技をやっていたときの経験が大きかったですね。

お客さんがチケットを買ってくれる、その対価としてそういう人たちを楽しませてあげる。要は価値を提供したからお金をもらえる、お金が信用の価値交換っていうことがなんとなくわかったんです。

こっから「自分の楽しいことをして喜んでもらって、しかもお金をもらえる」というのが最高のパターンなんだって改めて思いました。自分の目的のために嫌なことをするのは良くないなと。

頑張ったからお金をもらえるというのは、必ずしもそうじゃないですからね。

社内で研修をやってると「最小の努力の最大の効果を」ってみんな言うわりには、お金に関しては「ちゃんと愚直にがんばろう」みたいな雰囲気が世の中にはあるかなって感じてます。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

このあいだサイバーエージェント®の藤田さんが新入社員に話した祝辞みたいな記事を見たんですけど、けっこう似たような感覚だなって思ったところがあったんです。要は仕事っていうのはゲームみたいなもので、目標を設定してそれをクリアすると賞金が出る、と。

僕は仕事って大人の遊びだと思っているんです。クリアしたらこういう報酬があって、一方で仲間との別れもあるかもしれないし、だけど出会いもある。

これもちょっとブログに書いた話なんですけど、自分が魔法を使えないんだったら魔法使い連れていこうっていうのが、僕の考え方ですね。

*白魔道士にエクスカリバー装備させようとしてませんか?

https://lineblog.me/radiobook/archives/803411.html

自分で魔法を覚えるんじゃなくて、怪我をしたら町に行って薬草を買うとか、回復ができる魔法使いを仲間に入れるとか、そういった物とか人に頼る。

そのブログすごくわかりやすかったです。魔法使いに使えもしない剣を持たせてどうすんのっていう。

そうそう。

ゲームだと使えない武器を持たせることなんかしないのに、仕事だとそういうこと多くないですかと。向いてない仕事だろうけど、とりあえずこれは必要だからお願い、みたいな。

適材適所が大事ですよね。

確かに自分がやりたくないとか向いてないっていう仕事に就いている方って、どうしてもパフォーマンスが悪くなってしまいますよね。気持ちも前向きになれないですから。会社の仕事だから仕方ないって思いこんでそのままループしてハマってしまう事もありますし。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

まさに。

新卒で入社してからずっと同じ会社に行ってる人とかですと、その会社にいるのが当たり前だから、そういう視点が生まれにくいんじゃないかなって思います。独立起業した人とかフリーランスの人たちとざっくばらんに話す機会なども、積極的につくらないとあまりないでしょうし。

やりたいことが見つかれば、人間はどこまでも本気になれる

僕は昔、お金の稼ぎ方って限られてるなと思ってたんです。でも武器の話じゃないですけど、世の中は剣か杖かっていう二者択一じゃなくて、もっといろんな見たこともない武器がたくさんあって。それこそ毒針とか。

なんだったら素手とか。

そうそう。

それで、僕はいま大学とかいろんなところで話をする機会が多いんですけど、意外といろんなところで人は生きられるんだなって思ったんです。

その過程の中でいろんな経験を積むためにも、家と会社の往復するだけ、ただ残業ただするだけじゃなくて、得意なことをいっぱい発揮できたり、いろいろなことが得意な人に会ったり、そういうことが大事だなと思うようになったんです。

たとえば、最初に会った白魔導士がすごくしょぼい白魔道士だったら、それが白魔導士っていうことになっちゃうじゃないですか。だから白魔導士=ダサイみたいな。そんなブランディングになっちゃうわけですよ。

だけど、めちゃくちゃいい白魔道士に会えば「白魔道士ってすごい!」ってなるわけです。だから世の中いろんないい人に会うだけでも、かなり変わると思うんですよね。

私も外部の勉強会に行って、だいぶ視野が広がったなって思ったことがありましたね。

あと得意なことを得意な人に任せるっていうのは、仕事の中でも強く感じます。

よくお客さんと話すと「このシステムはこれができないから機能を追加して」って要望をもらうことがあるんです。

でも、そのシステムの良さはなんなんだろう、これって何が得意なんだろうっていうところをちゃんと見ていくと、それを生かしてやりたいことができる手段が見つかることも意外と多いんですよ。シンプルにしていくとその分、運用も楽になる上コストも安く上がることもある。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

だから最近、ちょっと考え方を変えるだけで、いま持ってるものでお金をかけずに、無理をせずにもっとやれることとか変えられることってすごくあるなって思うようになってます。そして、これは人にも共通する話かなと。

私も同じような考え方をベンチャーのときに教えられました。「人それぞれ不得意なもの、得意なものってあるだろう。お前はこれが得意、これが不得意。その得意なものを伸ばせ。不得意なものはほかの人に振れ」って。

まさに、そのとおりです。

得意なことでも好きなことでもなんでもいいんですけど、なにかに没頭できるっていうのを僕はすごく大事にしてるんですよ。

それってニアリーイコールですよね

ですね。でもいまは、苦手なことに向き合って頑張って頑張って、何とかしようとして体調を崩しちゃう人とかが意外と多いように感じています。そういう人って、好きなことをやるだけですごく体調も良くなったりするんですよね。

僕はいま趣味のボクシングを通じた福祉活動に参加してるんですけど、いつも参加してくれる車いすのおじさんがいるんです。毎回僕らが行くのすごく楽しみにしてくれてるんです。

で、この方、初めてお会いしてからもう半年ぐらいたつんですけど、このあいだ会いに行ったら普通に自分の足で立ってミット打ちしてたんですよ。その場に立ってパンチするだけでも施設の人が奇跡だって言ってたんですけど、パンチを打つときにしっかり踏み込んでて……もうほんとに普通のミット打ちだったんですよ。

実は一昨日も会いに行ったんですけど、そのときは自分の足でしっかり立って普通に歩いてました。最初その人がその車椅子のおじさんだってわからなかったくらい、あまりにも普通に。

あとで聞いたら、ボクシングが毎月すごい楽しみだったらしいんです。だから「好きなことやってると人間って劇的に変わるんだな」って思いましたね。

好きなもの以外やる必要ないって思うんですよ。

だから、学校の勉強とか面白いと思ったことは一度もなくて、でも通わなきゃいけない。ずっと嫌なこと・嫌な空間・嫌な時間で縛られてました。

そういう状態のときに自分でどう楽しめるか。どうやって寝るか、どうやって漫画を見るかとか、つまんないときでもその瞬間をどう楽しむかっていうことを考えることが大事だと思っていたんです。

なんなら定期テストなんて、もう絶対にカンニングするべき。

(爆笑)

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

いや真面目な話、本当に自分の子供にも言ってるんですよ。どうやって試験を乗り切るかなんて話もしますよ。「たかだか記憶ゲームだからこんなもんは。いかにずるできるか考えろ」って。

生きる力ですよね。

そうそう。

正攻法でいくか、ちょっと変わった手でいくか、ギリギリのラインでいくかって選ぶことも、一つ大きな学びだと思うんですよね。選択と決断を多く積んだ人は成長が早いと思います。

そこでいうと、先週ちょうど金曜日にテストを受けたんですよ。仕事の関係で取らなきゃいけない資格があったんです。でも全然勉強できてなくて(苦笑)

それで研修に出て、この試験のためにはこういう勉強しなさいってレクチャーを受けたんです。でも、それじゃ絶対に間に合わないと思って……。

となったときに、やっぱり人間そこから本気で考えるんですよね。どうしても今季中にその資格を取らなきゃいけないってプレッシャーがあったのもあったんですけど。

で、この試験って受験料が13万なんです。つまり1回落ちると6万の投資になっちゃうわけですよ、もう1回受けるから。

それは絶対やだ。でも勉強足りてない。いよいよどうしようってなったときに、直前に受けた友達がいたので「そうだ! その子からとにかく情報をもらおう!」と思ったんです。話を聞いてて、それと似てるなって思いましたね。

うちの母親って結構、勉強しろ勉強しろって親だったんですよ。その影響なのか僕は中学校のときからもう勉強が大嫌いで。だから親に怒られないで自分もそこまで勉強しなくていいレベルの高校を選んだんです。

そのあと、さっきも言いましたけどバンドやりたくなって。でも青森じゃ無理だから東京に行きたいなって思ったんです。でも、親は「大学以外の選択肢で東京に行くなんて許さん」ってなってしまって。

だから指定校推薦を狙ったんです。試験勉強はしたくなかったんで、とりあえず高校の3年間だけは勉強を頑張って。

あ、僕も一緒です(笑)

私もです(笑)

私は指定校推薦に足りなかったんで、AO入試で大学行きましたね。

よく見るパターンだよね(笑)

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

それで指定校推薦をもらって東京に行ったんです。実は毎回学年のベストテンに入ってたんですよ。

僕もそんな感じだったもんなあ。指定校推薦の人って、意外とそういう人も多そうですよね。

私も高校2年の後半ぐらいにはここに行けるっていうのが決まってたので、高3ではホント好きなことだけをやってましたね。

そこでいうと、私はちょっと違いましたね。私も指定校推薦は狙ってたんですけど、部活をやりすぎちゃって勉強しませんでした(苦笑)

それで、3年の春ぐらいになってはじめて「このままだと行きたい大学に行けない!」って。評定がどうやっても足りなかったんですよね。

私は福島出身なんですけど、東京の大学に行きたかったんです。

でも親を説得するためには、そこそこの大学じゃないと行かしてもらえない。だけど、いまの自分じゃ普通に勉強してたら間に合わないし、指定校推薦もだめだと……。

そこで「他に手段はないかな?」って探してたところで、当時まだ出たばかりだったAO入試を見つけて、そこからAO入試だけの大学をとにかくピックアップして、偏差値とか倍率とか調べていったんです。とにかく細かくシミュレーションしましたね。まさにマーケティング(笑)

それで自分が行けそうな偏差値ラインの大学の中から倍率が低いところを見極めて、そこを受けて合格したんです。

やっぱりやりたいことが見つかると、人って何とかするし、何とかなりますよね。

正しい適材適所のあり方 〜浮気する上で大切なのは信頼関係〜

前向きな気持ちで物事に挑むのって大事ですよね。

でも、そうはいっても、人間の気持ちってどうしても浮き沈みがあるのが難しいところだとも思うんですよ。

たとえば、上り調子のときに嫌なことがあったり、新しいチャレンジを我慢したりとかあっても、たぶん大丈夫だと思うんです。あと自分の調子があまり良くないときでも、モチベーションを高く保てるようなことに臨むなら。

でも、落ちてるときに嫌なこととかにぶつかると、もうどうにもならなくなると思うんですよね。

いまの話を聞いて、今日の冒頭で遠隔の話とかしましたけど、その前に「誰もが自分の得意を生かしていく」とか働き方やお金に関する考え方とか、努力の捉え方とかが社会に浸透してくると、みんなもっとうまく回るのかなって感じがします。

たとえば、板垣さんの会社の行動指針とか僕は好きなんですけど、何でしたっけ?

「自分のやりたくないことはきっと誰かのやりたいこと」。これはよく言ってます。不得意なことは誰かに振る、もしくは物やツールに頼るということですね。影山さんが前に勤めていたベンチャーが言っていたことと一緒ですよね。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

私、それを最初に言われたときは「そういう考え方でいいんだー」って思ったんですよ。その前の会社では「できないことであったとしても、自分で何でやらないといけない」という感じだったんで。そのあとに移ったベンチャーでそれを言われたときは、最初は正直わけがわからなかったです(苦笑)

その話に関連するんですけど、板垣さんが前に「やりたくないことを人に頼む前に、自分の得意なことや相手の得意なこともちゃんと理解しておきなさい」という話をしていて、そうだよなと思ったことがあるんです。

板垣さんは「こういう場面だったら、あの人が一番の相談先」という人を見つける能力を身につけなさいってすごく言っているんですけど、そのためには普段の関係性がとても大事なわけです。要は「親しき仲にも礼儀あり」ということですね。そうじゃないと「手伝ってください」って言ったときに、「無礼なやつだ」「なんだお前」って言われちゃうわけです。だから礼儀はすごい大事だよっていうのを言っていて。

すごくわかりますね。

私は最初の就職先がベンチャー企業だったんで、自分でなんでもやんなきゃいけなかったんです。でも私は事務仕事がすごく苦手で、だからがんばって勉強もしたんですけど、なかなかうまくいかなくて。

でも、実は仕事って誰かが苦手なことを助けてくれたりとかそれに対してちゃんと恩返しをしていったりっていう信頼関係がきちんと築けていれば、意外とうまく回るんだなって思ったんです。

だからチームで何かやるとか相手の得意なものを見つけるとか、逆に自分も潔く苦手なものを諦めるっていうのは、これから必要なスキルだなって思います。

いまさら冒頭の話に戻っちゃうんですけど(笑)、板垣さんはよく「浮気専用会社」って言ってるじゃないですか。あれはどういう経緯なんですか?「うちの会社は本業にしないでください」「副業としてうちで働く人しか雇いません」っていう会社は、まずないと思うんですよね。ある意味、究極の働き方改革な気がしますけど。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

うちは「浮気専用」っていう言い方をしていて、つまり本業があって浮気としてうちの会社に勤めたい人しか受け入れないっていうふうにしてるんです。

これはなんでかというと、創業してからおよそ5期にわたる経験の中で、なにか軸がある人のほうが続くなと感じたからなんです。「ベンチャーで一旗あげたいんで働かしてください!」という人より、すでになにか軸があって「ちょっと手伝おうか?」っていう人のほうがうまくやれるんですよ。

ちなみに、うちもこれまでに正社員採用も実施しています。アルバイト採用もやりましたし、あと人材派遣会社や紹介予定派遣などもひと通り利用してみました。

結果、ある程度の軸があって、うちをちょこっと手伝ってもいいよみたいな人が一番良い関係で今もずっと続いてるんです。

たとえば、うちのwebの保守をやってくれている人がいるんですが、彼は彼ですでに起業していて自分の会社があるんです。もう1期ぐらいからずっとうちのwebまわり全般をやってくれてますね。

ほかにも、人事まわりが本職の人で、うちの会社の制度づくりを手伝ってくれている人もいます。

それから自分で言うのもなんですけど、僕は仕事のアイデアはわりと思い浮かぶほうだと思っていて、でもパワポとかエクセルとかが大嫌いで全然覚える気もないしさわりたくもないんで(苦笑)、そういうのを資料に落とすのがまったくダメなんです。

で、それがすごく得意な人がいて、以前ずっと手伝ってもらっていたんです。その後、少し離れたんですけど、最近また一緒に仕事をしようと戻ってきてくれて。

こうした多少途切れ途切れの関係性であっても、つまりずっと続いていなくても、そういう人たちにはなんだかんだずっとお世話になってるんですよね。それで会社を支えてもらってます。そういう一本軸を持っている人で、うちの会社に浮気したいっていう人が、世の中でいうと副業してる人ってことになるんでしょうね。

適切なアウトソーシングですよね(笑)

そうそう。お互いにとって都合の良いアウトソーシング。都合の良いお手伝いって感じだよね。

ただ、いまうちで働いている子たちはそれがないんですよ。うちの会社が本業なんです。

本当にこの会社で頑張ろうという人たちですよね。

なんでか僕にもわかんないんですけどね(苦笑)。過去の打率から考えると、うちを本業としてちゃんとやるっていうのはもう本当に奇跡的な成功例なんで(笑)

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そんな感じで、僕は人事が不得意だってことに気づいてから、そうした世間的には真っ当な採用活動とか派遣会社の利用とかはやめたんです。自然と「うちを本業として働きたい」「本当に長く勤めたい」って思ってもらえれば、それはもちろんうれしいけどね。

社外出世で自分を磨くという新しいキャリアの切り拓き方

実際のところは、応募してくる人の特性にもよると思うんです。

たとえば、僕はいままでけっこう社員数が多い会社で働いてきましたけど、応募してくる方の価値観は「ベンチャーで働きたい」っていう人たちとやっぱりちょっと違う気がするんです。

たとえば「多少我慢してでも組織で働くほうがいい」「ちゃんとした組織に入るのはいいことだ」っていう価値感を持っている人が多かったように感じます。

ベンチャーの場合だと、どういう人が応募してくることが多かったですか?

「これぐらいのお金は欲しいんですけど」っていう人ですかね。結果とか関係なくこのぐらいの給料は欲しいんですっていう人は多かった気がします。

そうなんですね。

私はベンチャーに行ったときは、純粋にキャリアを積むためでした。

いわゆる大企業でいろんな経験を積もうと思ったら、いろんな部署をまたいでじっくりキャリアをつくってかなきゃいけないですけど、ベンチャーだったら良くも悪くもいろんなことが兼務なんでいろんな経験が短期間でできるなって思って、ベンチャーに行ったんです。いわゆる対企業で長年かけて学ぶことを一気に勉強できるなって。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

だから、そもそも長くいるつもりはなかったんですよね(苦笑)。自分が好きで興味のある業界でそういう経験を積みたかったんでベンチャーに行きました。だから、給料も正直そんなに良くなかったですね(笑)。でも自分の将来につながると確信していたので、苦痛じゃなかったですね。

本気でそこと結婚する感じじゃなくて、お遊びのお付き合い(笑)

ぶっちゃけてしまいますと(笑)

仕事だけに関していえば、浮気はバンバンした方がいいと思うんです。そのほうが手っ取り早く能力も高まるし、キャリアも積めると思うんですよね。

それ言ったら、私なんて浮気(転職)しまくりですけど(笑)

(爆笑)

私は初めて入ったベンチャーでの5年間を振り返ってみると、やっぱりほかの大きい会社じゃ学べないことがすごく多かったなと感じますね。

あと、そこで5年しっかり働いたということが、一つ自分の軸になったかなとも思います。どんな会社に行っても絶対やれるっていう自信がついたので。仮にいま首を切られても、どっか拾ってくれるだろう、どこでもやれるだろうって。

よく「うまいもの知りたければ、まずいもの食え」っていいますけど、松山さんにとっての5年間はそういう期間だったのかもしれませんね。ちょっと失礼な言い方ですけど。

そうですね。まずいものいっぱい食べてみて「これは違う、これも違う。これはおいしい」ってやってるうちに自分が美味しいと思うもの、つまりいまの営業って仕事ですけど、それが見つかりましたね。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

営業が一番好きだし向いてるんだって気づけたってことですよね。

いろんなベンチャー企業の方々とお会いしてきて思うのは、本当に社会って「出世」が大事だなって思うんです。

一つの会社の中で出世する、つまり社内出世、これもすごくいいことだって思うんですけど、社内出世って席の数がある程度きまってるじゃないですか。

それとは別に、社内じゃなくて「社会で」出世をするって道も一つだと思うんです。

実際いま僕も社外でいろいろやってるんですけど、「こういうことやりたいな」ってアイデアを打ち出すと一瞬でパーって人が集まるんですよね。そういう人たちってお金になるならない関係なく、イキイキやってる人が多いなって気がします。

浮気相手に本気になってはいけません(笑)

ちなみに浮気専用会社を打ち出してからの反応ってどうですか?

反響は結構ありました。

でも、採用は一つのチャレンジ。もっと良い方法があればそれに切り替える可能性もありますし、明日になったら「やっぱり正社員を採用しよう」って思うかもしれません。今は浮気専用っていう採用方針が世の中にもマッチしているのか、反響もあって好評ですけどね。

世の中日々前に進んで、入ってくる情報も日々どんどん変わっていきますからね。

自分の強みとかやりたいこと、好きなことがありながらも、世の中のニーズにある程度自分を合わせていく、その強みを発揮の仕方を変えていくってことが大事なんでしょうね。だから、その強みを広めていくために外に出ることは、その人の成長を加速させることにもつながりますし。

そして、そういう人って生き生きしているように見えるから、周りも元気にすると思います。

成田さんが最近急に始めた占い師とかも、強みとして開花してるんじゃないんですか?

あれはノリで始めただけなんですけどね(笑)

そういえば最近、なぜかタロット占いができるようになったんですよ(笑)

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でも言われてみますと、仕事でカウンセリングとか人の相談に乗ったりとかアドバイスしたりとかしているので、それは通じるところがありますね。あと僕が本業でやってる研修にもけっこう近いところはあるように感じてます。

成田さんが好きな仕事の延長線上にあるものに近いと。

実はこの占いって、ちょっとした遊びの話の中で出てきたアイディアで、流れで僕がやることになったってだけなんですよ。でもこれが意外と受けまして(笑)

そのときも自分から「占いやりたい!」って言ったわけじゃなくて、周りが「成田さん占いに向いてるんじゃない?」って言って、それがきっかけだったんですたまたま「成田さんできそうだよね」って。自分では気づいていないけど、周りの人にはそう見えたんでしょうね。

僕が気づいてないうちに自分のブランディングができていて、「なんか面白そう」って軽いノリでやったら意外とヒットして、なぜかデビューして半月ぐらいでちょっと取材が来るようになったりとか(笑)

本当ですか(笑)。それはすごい。

そういうことありますよね。

私は営業のときに技術的な話をすることが多いんですけど、たとえばそのまま読むんじゃなくて「こう伝えたらこの人にはこう響くだろうな」とか、そういうことを考えてきたんです。そうしたら最近、多くの人に向けて講演する機会を頂けたんです。

そういうふうにチャンスや仕事が広がったり自分の能力も高まったりっていうのを、最近はすごく感じますね。

やっぱりそういう営業っていう軸があって、それが知られることで活躍の場が広がるんでしょうね。

会社の外に出ていろんな人に会ったり、いろんな経験を積んだりして自分を広げて、その結果として松山さんみたいな成功体験を積めれば、みんなもっと生き生き働けるでしょうし、能力も高まってくる気がします。企業としてはそういう人がいたら、どんどん採用していきたいですよね。

【スペシャルインタビュー】浮気専用会社代表・レディオブック板垣がテレワークのプロたちと対談! 副業の極意を学ぶ!

やっぱり自分を高めるという意味でも、どんどん外に出ていくっていうのはいいことだなって思います。だから企業にとっても社員にとっても、浮気仕事をいっぱいするのはすごくいいことなのかもしれませんね。

たとえば僕ら3人が板垣さんのところで副業するとするじゃないですか。そうするとよくある話としては、今の僕らの上司とか会社がいやがるっていうケースは結構あると思うんです。本妻からすると浮気なんかされたくないわけですよ(笑)

まあ、そうですよね(笑)

だけど板垣さんの会社は浮気相手だって言い切ってるんで、「本気になっちゃだめです」って浮気しにきた人には結構言ってるんですよね?(笑)

言ってますね(笑)

ちょっと話がずれますけど、出戻り制度とかある企業も少しずつ増えてるみたいですね。

うちの会社も出戻りで活躍してる人は多いですね。外の会社で修行してパワーアップして戻ってきてる感じです。

企業もそういうのをどんどん支援していくべきだと思うんですよね。あと社員もどんどんいろんな新しい働き方にチャレンジしていく。そういう姿勢や考え方に変えていくっていうことが、僕らなりの働き方改革なのかなっていうふうに今日は感じました。

本当に皆さん、今日は長い時間どうもありがとうございました。

どうもありがとうございました。

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