2018年03月21日
こんにちは、アイリメーカー渋谷本店です。
iPhoneを使うようになって、「iCloud(アイクラウド)」という文字を目にしたことがあるのではないでしょうか?iCloudはiPhoneの利便性を高めてくれるサービスです。そもそもiCloudとは何なのか、どう活用したらいいのか、画像で確認しながら見ていきましょう。
iCloudとは、Appleが提供しているクラウドサービスの名称です。iPhone内のデータを自動でインターネットにも保存して、同じアカウントならiPadやパソコンからもアクセスできるようにするサービスです。
iPhoneを使い始めたら、まずiCloudにもサインインしましょう。設定画面から本人のアイコンをタップします。AppleIDとパスワードを入力すれば、サインイン完了です。
保存容量であるストレージは5GBまで無料です。現在の使用容量を確認するには、設定画面から本人のアイコンをタップします。「iCloud」をタップするとグラフで使用中のストレージ容量を確認できます。
足りなくなった場合追加で購入することもできます。
「ストレージを管理」をタップして、「ストレージプランの変更」を選択します。ストレージは次の3種類から選べ、容量に応じて月額費用が変わります。
写真やビデオが増えてくると、5GBの容量はすぐに一杯になってしまいます。ストレージを購入するのも一つの手ですが、写真・動画はパソコンで保存して、iCloudのバックアップから外すこともできます。詳しくは次の「iCloud活用法1:バックアップ保存」でご説明します。
自動バックアップ機能は、iCloudでもぜひ活用したい機能です。バックアップを取っておけば、交換や買い替えでデータの入っていない新しいiPhoneにも、写真やメッセージ、アプリ設定などが今までどおりに復元できます。
iCloudバックアップがオンになっているかの確認は、iCloudの容量の画面から下に移動して「iCloudバックアップ」をタップすれば確認できます。新しいiPhoneに交換するときには、「今すぐバックアップを作成」をタップしましょう。
写真が増えてしまってiCloudの容量が足りなくなってしまったら、「iCloudストレージに十分な空き容量がないため、このiPhoneのバックアップは作成できません」と、通知が表示されるようになります。
この場合、ストレージを購入して容量を増やすか、バックアップ内容から写真をオフにしてストレージ容量を節約する必要があります。
以下の手順でバックアップ内容から写真をオフにできます。
iCloudの「ストレージを管理」をタップして開き、一覧から「バックアップ」をタップします。
バックアップ内容の一覧から「フォトライブラリ」をタップしてオフにします。これで「次回作成時のサイズ」がどれくらい少なくなったか確認しましょう。
他にも「ストレージを管理」から、それぞれのアプリがiCloudのストレージをどれくらい使用しているかを確認して、必要なければタップしてオフにすることでストレージを節約できます。
iCloudにサインインした状態で、カレンダーに予定を入力すると、iPadやパソコンなど他のデバイスにも予定が同期されます。スマホでもiPad・パソコンでも予定の自動同期に慣れてしまうと、手書きの手帳には戻れなくなります。
例えば、iPhone上で「食事会」と予定を入力します。
入力した予定はiCloudにアップロードされ、他のデバイス(iPad)にも同期されます。
「カバンにあるはずなのにiPhoneが見当たらない」なんて経験は、誰でも一度はありますよね。そんな時に便利なのが「iPhoneを探す」です。
iCloudにサインインすると、自動でオンになります。
他のデバイスからアプリを起動するか、iCloud.comにアクセスして、同じアカウントの端末の現在地を地図上に表示できます。
「サウンドを再生」をタップすれば、iPhoneからサウンドが流れるので見つけやすく鳴ります。また万が一盗難の被害にあった場合も、ロックをかけたり、データを消去したりできるので安心です。
iCloudはiPhone上だけでなく、インターネット上にデータを保存するクラウドサービスです。5GBまでは無料で利用できますし、サインインしておくだけでバックアップを自動で保存してくれたり、複数のデバイスで予定表を同期してくれたり、もしもの時にiPhoneを探すのに役立ったりなど、非常に便利なサービスなので是非活用してみましょう。